9月中旬を過ぎてもまだまだ暑い日が続きます。エアコンの節電にもなる効率の良い使い方について説明します。
まずは日々のお手入れ
基本中の基本がフィルターの掃除です。
冷房であろうが暖房であろうが室内の空気を循環させますので、効率よくするに越したことはありません。
1シーズン毎に掃除する方も多いと思いますが、毎日利用するなら月に数回は掃除すると良いです。
エアコン室外機の周辺
エアコンの室外機のファンの周囲に物があると、機能を妨げる可能性があります。
室外機に「直射日光が当たらない方が良い」世考えてカバーをかける人が居ましたが逆効果です。また、室外機を冷やそうとして水をかけるのもおすすめしません。
そもそもエアコンの仕組みとして、室外機で空気の出し入れをしているわけではありません。室内の空気は室内だけで循環しています。
何かするのであれば、暑い日に室外機の周辺に打ち水をすると多少効果が有るかもしれません。
エアコンはこまめに切った方が良いのか
エアコンは電源を入れた直後が最も電力を消費します。簡単に言うと一気に設定した温度になるように頑張るからです。
特に夏の日中などは温度差が激しいので、入れた瞬間かなりの電力を消費するようになります。
メーカーの検証では真夏の日中に30分程度停止するのであれば、入れっぱなしの方が電気代は安い結果になっています。
※1時間を超える時間停止する場合だとこまめに止めた方が安いデータもあります。
節電ポイントは現在室温
先述の通りエアコンは電源を入れた直後に、設定温度に近づけるため大きな電力を消費します。
逆を言えば現在室温と設定温度の差が少なければ少ないほど節電になります。
例えば夏の夕方帰宅時に室温より外の方が涼しければ、ある程度換気して室温を下げてからエアコンを使用すると消費電力は下がります。また夜間あまり気温が高くならない時間だと、数時間単位でオンオフした方が消費電力が下がるデータになりました。
冬の節電
夏は換気を駆使して節電できますが、冬に外より室内の方が気温が低いケースは少ないと思います。
基本的なフィルターの掃除、室外機の周辺を掃除してできるだけ効率よく動くようにしてあげてください。
また、コタツなどを併用して設定温度を下げるのが効果的です。
仕組みを理解すると効率よく節電できます
換気をしたり清掃して空気の循環をよくしたり、エアコンの仕組みを理解して手入れをすると節電になります。